世の中になほもふるかなしぐれつつ
雲間の月のいでやと思へど
アイドル短歌6月編
どんどん新しいお仕事が発表されてまさに夏の季節に季節外れの雪を降らすSnow Manだな…!と頼もしく嬉しく思う一月でした!
世界がもし滅亡したらプリクラもクレーンゲームも星座になるかな /深澤辰哉
ザリガニが夏の季語だって知ってた?詠んでみようかな「ここで一句」 /目黒蓮
蜃気楼じゃないから俺はここにいる、ここにいるでしょ、触れられるでしょ /ラウール
僕らは桜 昔から言うでしょう「九重に匂ひぬるかな」ってね /Snow Man
「僕らってもともとひとつだったんじゃない?」「前世とか?」「たぶんそう」 /あべさく
南極におでかけしない?シロップとかき氷機とスプーン持って /Snow Man
いつもより少しだけ早く帰れたらお気に入りのココアいれてあげる /ラウール
最近はシメにパフェとか食べるんでしょ まあ俺はその時間寝てるけど /渡辺翔太
今はまだなんにも言わなくてもいいよ 最後に好きって認めさせてやる /目黒蓮
小説を読んださみしさを数値化できないか、とか考えちゃうな /阿部亮平
渋谷って何線乗ったらいいんだっけ?ハチ公口の方向はわかる /深澤辰哉
明日が来るのが待ち遠しくて眠れないとか子どもみたいだよね /Snow Man
夏の日を迎え撃つ僕ら 標的はロックオン済み、撃ち抜けサイダー /Snow Man
終わるのがさみしいなって思う今日はいい日だったね、でもさみしいね /Snow Man
雨の日は好きじゃないから青色の傘を貸してよ ランチしようよ /渡辺翔太
間もなくの発車となります ご乗車の電車は快速「大人」行きです /ラウール
「あすは雨のち薔薇である。」○か✕か さあ早押しでお答えください /阿部亮平
トーストとベーコンエッグとコーヒーと聞こえる画面越しの「おはよう」 /阿部亮平
もし僕が神さまだったら6月はイチゴのドロップ降らせるのにな /佐久間大介
問題です 僕が右手に握ってるボールはいったい何色でしょう /佐久間大介
みんなには秘密だよ、いま指先に灯るピンクは春風の名残 /佐久間大介
15歳なので鉄道輸送です「お届け物です、愛が一箱」 /ラウール
「『愛すること』『愛されること』は同義だと思ったのです」拝啓、君へ /向井康二
春過ぎて夏来にけらし 昼食は冷やし中華で手を打ちませんか /宮舘涼太
待ち合わせはアルファベットの一文字目 ちょっと背伸びで待つ水曜日 /Snow Man
あの夏に戻れるとして何したい?おれは「当たり」を交換に行く /深澤辰哉
切れ味も自慢だけれど刀より花で世界を変えたいんだ、おれ /佐久間大介
なにもかも放り出したら海へ行こう、うきわは黄色、これ絶対ね /深澤辰哉
幸せをちょっぴり多めに詰め込んだビタミンカラー、本日の主役 /向井康ニ
今夜もし雨が降ってもプレゼントこっそり抱えて迎えに行くよ /目黒蓮
星空をこぼれないように僕の目に閉じ込めるから全部もらって /ラウール
ねえ今日がなんの日かわかる?正解はロールケーキにいちごがつく日 /岩本照
懐かしい夢を見たんだ、トーストを食べたら少し海に行かない? /あべさく
幸運が逃げないように左手の小指は君と夏休みのまま /あべさく
ラジオから聞こえる記憶 日焼けした肌と数ⅢCとアイスと /阿部亮平
「残り物には福があるから」なんて 優しくないよと優しく言う口 /目黒蓮
本日から始まるものの紹介です チョコパフェ、ライブ、僕らの時代 /Snow Man
欠けてまた満つ輪郭は少しだけ僕に似て ばいばい、15歳 /ラウール
階段を一段飛ばしで駆け上がる「三日会わざれば刮目して見よ」 /ラウール
文末のティラノサウルス ひとりだと寂しそうだしあと8個押す /ラウール
抜け駆けはだめだよって俺言ったじゃん、ミルクセーキは今日から解禁 /深澤辰哉
襟足と飲み干したアイスコーヒー 新幹線のホームにて、夏 /宮舘涼太
すのまんくんたちは花だな、と思っているからなのか6月にもなってまだ桜と言いたくなってしまったようです。季節無視しすぎではずかしい
個人的に6月の爆弾はあべさくらじらーのあべくんのリクエスト曲がYUIのSUMMER SONGだったことで、本当にこの人1993年生まれなんだ…!とものすごい衝撃を受けました。
自分が学生時代聞いていた曲があべくんの中での青春の曲で、さくまくんも好きで、という自分の青春とアイドルの青春がこの曲で重なってしまったのがなんというかクリティカルヒットで一週間以上経ってもまだ引きずっています。アイドルってほんとに生きてるんだ…
5月、6月とお誕生日が続いたのでお誕生日短歌を考えるのも楽しかったです。今月のさくまくんはどんなやつにしようかなあ。