やまとうたは、

人の心を種として、よろづの言の葉とぞなれりける。

雪の内に春はきにけりうぐひすの

こほれる涙今やとくらむ



アイドル短歌2月分




吉方を向くためだけに今入れたアプリ、さよなら、また来年ね /深澤辰哉


いちばんに届く光を捕まえて毛先にぎゅっと閉じ込めて春 /佐久間大介


有明の月とおそろい こっそりと明かりを少し分けてもらった /宮舘涼太


まんまるな目からこつりと転げ出た24個の星屑、きらり /目黒蓮


指先で世界すべてを白銀に染めるのが特技です、なんちゃって /宮舘涼太


今日あった話したいことひとつずつ小瓶に詰めてリボンをかけて /佐久間大介


透明な冬の光と交代で足音高く春は来にけり /向井康二


幕引きは笑顔、たとえば今晩の空に浮かんだ満月くらい /目黒蓮 阿部亮平


通学路、ランウェイ、海辺、その次はどこへ行こうかエナメルシューズ /ラウール









最近羅小黒戦記にドハマリしてましてそちらでも短歌を作り始めたんですが、二次創作、罪悪感がほとんどゼロですごく気が楽ですね ただ一瞬のきらめきを閉じ込めたい衝動はアイドル短歌の方が強い気がするので、表現の目的の違いかな〜と思ったりもします